テルミン博士の1960年代のモスクワ/ソビエトのテルミンに触発されたキャビネット。

３番目のアンテナ回路を搭載とは、固定発振器にもピッチアンテナ回路と等価なアンテナ回路を接続する事で発振器間のバランスをより等しくする事で、ピッチのドリフトの軽減を図っています。
 
 

今は中身は、ヘテロダイン型テルミン（3アンテナ）のみですが、元々は、ヘテロダイン型テルミン（3アンテナ）と、NON ヘテロダイン型のテルミンと、２種類の回路を組み込む仕様でした。

NON ヘテロダイン型　=> VCO

He++型　=> 三番目のアンテナが内蔵されたテルミン
　アンテナ１　　Pアンテナ
　アンテナ２　　Vアンテナ
　アンテナ３　　二つ目のPアンテナ
 
 

工具箱に二つのテルミンが入っていたころの演奏はこちらで視聴できます。
「グノー・アヴェマリア」
演奏者　こむぞうさん
場所　　奈良　東洋蝙蝠研究所
 

Wテルミン：side B NONヘテロダイン型テルミンの音

Wテルミン：side A He++ の音